結論
加熱処理乳酸菌EF-2001の投与はアトピーとアレルギー性接触皮膚炎の原因になる物質を強力に抑え、治療効果に優れることが確認できた。
DNCBとダニ成分でアトピーとアレルギー性接触皮膚炎を誘導したマウスに5回/週、4週間、EF-2001を2.25mg/kg (60kg 成人基準 1兆個)を投与した。
1週間から症状緩和が見え始め、2~4週間では明らかに炎症が減り、耳の腫れも小さくなった。また、組織検査では肥満細胞(Mast cell)の数の減少が確認された。
アトピーの原因になるimmunoglobin(IgE, IgG)の減少を確認した。
炎症性サイトカイン(Inflammatory cytokine)の減少を確認した。